随想録
74. ある先生の嘆き
1999. 7. 23
〜 いやあ、僕はうち二軒買っちゃったんで、大変なんですよ。
いえ、東京とかの都会と違って、ぼくの住んでるとこは、
そんなに家は高いわけじゃないから。で、ニョーボと子供が＊＊の家に住んで、
ぼくは、今の町に単身赴任。
そいで、ともかく、非常勤を増やして稼がなけりゃいけないから、
近くのO女子大に週二回行ってるんですけど、ああ、今日落ち込んじゃったな。
聖書とか読みます？
「情欲を持って女を見る者は、すでに姦淫したも同然である」
とか、書いてあるじゃないですか。でも、やっぱりバスの中で、
素敵な女性が、おおっとするような格好してると、おおっと思うじゃない。
ああ、俺ってだめだな。
で、それ、問題のO女子大の学生たちらしいんだな。でもねえ、
女性って、男の目を意識しないとだめですねえ。
教室に入ると、もう、女の子ばっかりだから... え？ ぼくなんて、
男なんておもわれちゃいませんよ ... で、ともかく、バスん中では、
おおっと思わせるような女の子も、だらあっと、脚広げちゃって、
もう、あれ見ると、僕は、がっかりしてオチコンじゃうんだなあ 〜
[next]
[back]
[home]