電脳芭奈々倶楽部

246. 三人のいかれたをやぢたち 2000. 12. 1

40台、会社員 兼 剣道師範。
〜 そうですねえ、ぼくはですねえ、まあ、
剣道の教え子で独身の女の子なら、下は11歳から上は34歳まで、 ずらりと揃ってます。中には、 冗談抜きで女優みたいなきれいな子いますよ。まじで。
この前は、大学入ったばかりの子が、
「先生、飲もうよお。」
とか電話掛けてきましてね、そいで、 別の学校の師範やってる奴も誘って、 二十歳前の女の子たちと飲んじゃいました。 それが、渋谷の、今時の女の子が好きな感じの店ですから、 そんなんに、女の子10人に、明らかなおやじが二人ですから、 周りは、
「なんなんだ、この集団は」
みたいな目で見るわけです。
ま、こんなことやってます。〜

60台、大学教授。
〜 来年もうちの研究室に来る子は、水も滴る美女揃いじゃ。 うらやましいだろう。分けてやんないよ、一人占め。けけけけけ。〜

30台、医師。
〜 へっへっへ、ゆうべは看護婦が、どうしても来てくれ、 って頼むから、しょうがなく飲み会に付き合ってやったぜ。
そいだら、一人、べろんべろんに酔っ払ったのがいて、 知らない間に滑り込んで、おれの手を取って、 胸に手を押し付けるんだぜ。いいぜ、25歳の女の子の胸ってのは、 弾力があって....
ん?
馬鹿野郎。
向こうが勝手に押し付けたんだから、セクハラじゃないぜ。 おれは無実だ。
で、
「せんせえは、SですかMですか?」
とかわけのわかんねえこときいて、
「あたしは、SでもMでも、どっちでも大丈夫です」
「じゃあ、君、女王様のコスチュームとか持ってんじゃないの ^O^」
「え、そんなのないですよ......
あ、でも、
白衣は持ってます!」 〜

― 友達に恵まれていない気がする ―

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