電脳芭奈々倶楽部

300. カレーライス 2001. 6. 20

大先生: ... だからな、俺がうちの奥さんと初めて知り合ったのは、 どっかの学会で、彼女は受けつけをしていたんだ。それで、 こんな素敵な女性はいない、と一目ぼれしたんだ。で...

A: あのう....

大先生: まあ、話を聴け。それど、俺は純情だったから、 今でもそうだが、どうしようとずっと悩んで、それで、 一ヶ月後、やっとの思いで、デートに誘って、 カレーライスを食ったんだ..

A: あのう....

大先生: 何だ?

A: あのう、それ、全然、世間に伝わってるのと違うんですけど..

大先生: ナンだって? 世間はなんていってるて?

B: 先生は、その日のうちに彼女を誘って、で、その日のうちに ***だったとか。

大先生: いきなりブスリ!!?? そりゃあ、ひでえなあ。 誰だ、そんなこと言ってんのは?

A: だから、世間のみんなですよ。

B: それで、結婚の申し込みにご両親のところに言ったら、 先方のお父様から
「君は、手が早いそうだね」
と、言われたとか

大先生: オイオイ、 おれのカレーライスの思い出はどうしてくれるんだよ。

B: そんなこと言ったって、ともかく、世間のみんなはそう信じてますよ...

― 落なし ―

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