随想録

103. 魔除のリング 1999. 10. 6

とある餃子で有名な地方都市のとある私立大学に、 S先生という、生物学の大家がいらっしゃる。 S先生とは、 去年の生物物理学会の懇親会で知り合ったのだが、 そのときの二次会でS先生についていったら、 麗しい女子学生二人もついてきたのだった。

味を占めて、今年も懇親会のあとS先生と歩いていくと、果たせるかな、 去年の2人+S先生の新しい学生1人 = 計3人、 しかも、みんなアイドルみたいで、お洒落で、 とても田舎の理系学生には見えん象。S先生のたまわくは
「うちの研究室に来る女の子は、みんなあんな感じで、 女優みたいだぜ。この仕事辞められんわ。」

女優やアイドルもいいが、yonez的には 伝統的田舎の理系女子学生も嫌いではない。
すなわち、化粧っ気なし、ひっつめ髪、慣れないスーツを着て、 落ち付かない顔できょろきょろしていて、 ポスター発表で質問すると、 こっちが単にスケべこんじょで質問しているのを知ってか知らずか、 一所懸命、 先生に教わった通りに***遺伝子がどうのこうのと説明してくれる、 みたいな。

嗚呼、学会って楽しい。

さて、その晩を彩った御三方、結婚してるわけでもないのに、 皆様しっかり左手の薬指に嵌めていらっしゃいました。 やはり、セクハラおやぢ対策なのでせうか?

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