電脳芭奈々倶楽部

617. チェコフィル六重奏団 2005. 7. 9.

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ノバホールに入ると、顔見知りの音楽オタクのA氏に掴まり、 開演のベルが鳴るまで、いや、鳴ったあとも、 ハンブルクのコンビチュニー演出のマイスタージンガーについて、 延々と聞かされる。 もちろん、そういう話を聞くのは好きだが、 でも開演前は、席について、まったりしたいんだよなあ。 どうも、中年男のオタク系独身は、相手の反応おかまいなしだからなあ。 と書きつつ、きっと、オレも似たようなことやってんだよな。 人の振り見て我が振り直さねば。
第134回つくばコンサート
ドヴォルザ―ク:ユーモレスク
ボロディン:ノクターン
ドヴォルザーク:弦楽六重奏曲 Op. 48 〜第1, 3楽章、 スラブ舞曲 Op. 46-1,2, 72-2
チャイコフスキー:「フィレンツェの想い出」より
ブラームス:弦楽六重奏曲第一番
(アンコール):ドヴォルザーク:ドゥムカ、 サンサーンス:白鳥
チェコフィル六重奏団
(ノバホール)
ここ2,3年、ノバホールのコンサートの回数がめっきり減ってしまったが、 そのせいか、客の入りはさほど悪くない。400人ぐらいは入っていたのでは? まあ、需要と供給のバランスをとれば、こんなもんか。

チェコ風、というより、ウィーン風の音がするような気がする、 って、チェコ風もウィーン風も分かってるわけじゃないんだけど。

にしても、弦楽六重奏って、良くも悪くもまったりしてる、 っつうか、とげとげしいところがないよな。 ブラームスの曲想は、晴れやかにして鬱々.......

ああ、オレもブラームス的人生にすっかりはまってるなあ ― ネクラオタク系中年独身男 ― sigh....

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